ジェンダーバイアスについて

最近、ずっとモヤモヤしていること。

それは、タイトルにもある「ジェンダーバイアス


ジェンダー・バイアス」とは、ジェンダーに基づく差別で、男は外で仕事をするべきとか女は家事に専念すべき、といった社会でつくられた男女の役割分担に対する固定観念、偏見による女性に対する評価や扱いの差別がこれにあたります。 このような固定観念や偏見は、私たちの社会の中に根深く残っています。
男女共同参画に関する − 出所:(基礎知識)Q&A - 沖縄市


今まで育ってきた環境は完全にジェンダーバイアスがかかりまくった環境。
しかし、大学では「女性も活躍すべきだ!」という環境で学び、社会に出ました。


育ってきた環境と今さらされている環境のギャップのせいか、すごくモヤモヤするのです。ずっと「結婚したらパートで働きつつ家庭を支えたい。」そう思ってきました。

しかし、最近は「女性も自立すべきだ!」「女性の活躍できる社会に!」という言葉が飛び交っています。

どちらの選択肢も間違ってはいないし、正解なんてあるわけがないのですが、なんとなく感じるんです。「これからの時代は女性も活躍する時代」なのだと。


私はここに違和感がずっとありました。でも、その違和感が何なのか分からなかった。


でも、ようやくわかった気がします。

それは…


全員が全員、バリキャリである前提で話をしているのではないか?
何をもって「女性が活躍できる社会」なのかということ。

バリキャリじゃなきゃいけない、みたいな空気感がとても気持ち悪く感じています。



氏名変更の手続きは女性がしなければいけない。出産は女性にしかできない。
育児と同時にパートナーを父親にするためにサポートをしなければいけない。
仕事と育児の両立が難しくて、仕事を辞めなきゃいけなくなった時の復職制度は整っていない。
保育園にはこれから働こうと思っている母親は子どもを預けられない。


まだまだ女性が生きづらいことには変わりがない。

母親から言われてきた「女性なんだから」という言葉が正しいと思う自分と「女性も活躍いないといけないのだ」という社会のプレッシャーとでなんだか気分が晴れないというとりとめもないお話。


ずっとモヤモヤしていて、こうして文字にすれば少しは気分もスッキリするかと思いましたが、そうでもなかった。もっとフランクに生きられる人間だったら良かったのに、と思う平日のお昼。